ダイオキシン類とは

ダイオキシン類とは、具体的にはポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)やコプラナ-ポリ塩化ビフェニル(PCB)という化合物を指します。これらは、ベンゼンという化学結合を2つ持ち、約200種類の異なる形状(異性体)を持つことが特徴の一つです。ダイオキシンは環境中で分解しにくい特性(難分解性)を持ち、生物体内の脂肪組織に容易く蓄積する(高蓄積性)能力をもっています。さらに、発がん性や免疫毒性、生殖毒性、催奇形性などの高い毒性を持つことでも知られています。ここで、異性体が多いため、もっとも毒性が強い形状とされる2,3,7,8-ジベンゾ-p-ダイオキシン(TCDD)の毒性を基準に、他の形状の毒性を評価します。ダイオキシン類は、廃棄物処理施設や金属精錬工場、農薬製造設備などで、意図しない形で発生してしまいます。

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