SSDTとは

Windowsの重要な構成要素であるSSDT(SystemServiceDescriptorTable)は、メモリアドレスやポインタと特定の命令をリンクする配列型のテーブルで、カーネル領域内に位置します。SSDTの主たる任務は、API(アプリケーションプログラムインターフェース)とカーネルの機能を繋げることで、これによりアプリケーションがカーネルの機能を利用する際、システムコールまたはAPIを呼び出す方法が可能となります。また、カーネルの実態であるntoskrnl.exe内に存在する対応する機能は、SSDTを通じて起動します。SSDTが改ざん・突っ掛け(Hooking)されると、カーネルは元々のコードとは異なるものを呼び出すことが出来るようになります。

関連記事

  1. 放射性崩壊とは

  2. アクセスログ解析とは

  3. ミューテックスとは

  4. 収益還元方式とは

  5. 無申告加算税とは

  6. ppmとは

  7. LMSとは

  8. ドリルとは

  9. ジャストインタイムとは